搭乗者: | コウ・クシナダ ![]() |
形式番号: | DEM-ΩαMi |
全高: | 18.12m |
重量: | 50.32t |
武装: | ・周囲展開型エネルギー生成永久動力≪ヒイズルクニ≫ ・高感度通信リンクシステム≪シンタク≫ ・エネルギーフィールド展開チャフ≪ホシフルシルベ≫ ・ヴァナディースPS装甲 ・エネルギー吸収変換防盾≪オノゴロ≫ ・胸部エネルギー砲発生型結晶装甲≪アメノヌボコ≫ ・亜光速加速システム≪アメノトリフネ≫ ・高出力プラズマ収束剣≪ヤクサノイカズチ≫×8 ・偏光型ビームブレード≪フル≫×2 |
機体説明: | GAT-Xシリーズとミコトシリーズ(東アジアガンダム)、ハイペリオン、ZGMF-XAシリーズ、そしてアストレイシリーズのデータを駆使し、ディナ・エルスでコトアマツカミによって開発された究極の2体のMS『プロジェクト・メオトΩシリーズ』のα機。 ディナ・エルスの開発者の一人、マルドゥークはコトアマツカミに、型式番号のDEMはDina-Else Mobile suitの略だと説明したが、本当はDina-Else Misfortune (ディナ・エルスの厄災)の略。 頭部に浮かぶ光の輪はかなり広範囲の高精度通信が可能となる通信アンテナの役割を果たす高感度通信リンクシステム≪シンタク≫である。これは、量子通信技術を応用したものなので、NJ下でもそれに左右される事なく通信が可能。 元々、『プロジェクト・メオト』のMSとは、全てを超越したハイスペックな2機のMSをMIHASHIRAシステムを使う事でリンクさせて、パイロット同士の精神をシンクロさせ2機で一機ともいえる絶妙なコンビネーションを可能とするダブルフェイスの破壊神を作るというものであり、この通信システムがそれを可能とした。 また、亜光速加速システム≪アメノトリフネ≫を搭載。この装置は、クロウリー・オセの空間干渉技術を応用したものであり、前方の空間を圧縮させると同時に後方の空間を爆発的に膨張させることにより、音速を超越した光に近い速度で飛行する事を可能とした脅威のシステム。空間そのものを変化させるためにパイロットにかかるGもそれほどのものではないが、あまりの高速のため普通の人間では使いこなせず、ナビゲーターの補助制御が不可欠である。 防御面でも驚異的であり、左腕のエネルギー吸収変換防盾≪オノゴロ≫は狭い範囲ではあるが、自機の周囲に飛来したビーム光線を偏光させて盾に集めて収束吸収し、胸部エネルギー砲発生型結晶装甲≪アメノヌボコ≫からビームとして発散する(もしくはそのまま吸収する)。 装甲も、超軽量結晶装甲≪ヴァナディース≫にフェイズジフトを施したヴァナディースPS装甲を採用しており、高速機動性を備えた強力な装甲となっている。 両肩に備わる偏光型ビームブレード≪アメノヌボコ≫は、ビームブレードとして用いるほかに、ビーム刃を調整してビームブーメランとして投擲する事が可能。 また、まだ完成していない2つの装備がディナ・エルスに存在する。 一つは、周囲展開型エネルギー生成永久動力≪ヒイズルクニ≫である。 これは、エネルギーフィールド展開チャフ≪ホシフルシルベ≫を周囲に散布する事で、自機のエネルギーを味方機に分け与える事が可能である。 もう一つは、高出力プラズマ収束剣≪ヤクサノイカズチ≫である。背部にウイングのように展開される8本の巨大刀剣に、収束された高出力プラズマの光が発生して強力な刃となり、≪アメノトリフネ≫と併用する事でまさに目にも止まらぬ速さで敵機を切り裂く。 また、8本の≪ヤクサノイカズチ≫はその全てを右腕に装着する事で、超収束ナックルブレード≪テンチカイビャク≫となる。 トダカ一佐の協力を得たグラーニャが、オーブ・オノゴロ島の最南端のイソラ家の研究所に極秘裏に収容されていたイザナギをイズモ級3番艦タケミナカタとともに持ち出し、地球連合軍第49独立特命部隊に託した。 後に一部の者から『熾天の流星』と称される、コウ・クシナダの機体となる。 |