「スサノオっていうのか・・・・お前だったんだな。オレを呼んでたのは・・・。」

竜巻発生装置≪テング≫を全開にし、巨大な海流と気流の衣をまとうその姿は、正に嵐の神・須佐之男命の如く荒々しい。



搭乗者: コウ・クシナダ 
形式番号: GDE-02Mi
全高: 17.06m
重量: 68.31t
武装: ・エネルギー生成装置≪トコヨノクニ≫
・竜巻発生装置≪テング≫
・9.98m対PS超高熱空斬剣≪ツムハノタチ≫
・エネルギー拡散反鏡盾≪オキツカガミ≫
・実体弾衝撃緩和盾≪ヘツカガミ≫
・イーゲルシュテルン×2
・背部換装システム
  ├空戦型背部換装パック≪ヤクモ≫
  └海戦型背部換装パック≪ワダツミ≫

機体説明: 東アジア共和国が製造した初のモビルスーツでフジヤマ社の製造。
型式はGods Defended the Earth(地球の守り神)の略。番号の後につくMi= Mikotoであり、通称東アジアガンダム「ミコト・シリーズ」と呼ばれ、スサノオ、アマテラス、ツクヨミの3機がつくられた。

また、ヘリオポリスでのような盗難を恐れ、登録した搭乗者以外の人間による操縦・起動を一切受け付けない。解除するには本人の指紋、D.N.Aのチェック及び本人の声による暗証コードの音声入力が必要。

東アジア共和国がオーブ五大氏族の一つサハク家(ロンド・ギナ・サハク)の技術提供を受けMBF-P01アストレイ・ゴールドフレームを元に製作が開始される。
そのため、外観やフレームなどはプロトアストレイシリーズに酷似しており、フレームの色が赤銅色に配色されている。

フジヤマ社独自の開発によるエネルギー生成装置≪トコヨノクニ≫を搭載する。これは空気中の成分(酸素や窒素など)を取り込みエネルギー変換するといった画期的な装置。
フジヤマ社がNジャマーによるエネルギー問題解決のために開発したものであり、地上に存在する限りは無限のエネルギーを発揮する。
周囲の空気を武器にする竜巻発生装置≪テング≫など≪トコヨノクニ≫を応用した兵器を数多く搭載。

小型の≪トコヨノクニ≫を搭載し、刃に超高熱を発生させる事によりPS装甲をも切り裂く威力を誇る≪ツムハノタチ≫はヒートサーベルとしてだけではなく、周囲の空気を圧縮し、高熱の空気弾を発生させることで中距離からの斬撃を可能としている。

装甲はプロトアストレイ等と同程度だが、左腕にビームを拡散反射させる≪オキツカガミ≫、右腕に実体弾に耐えうる装甲の盾であり、着弾の瞬間に高出力で空気を噴出することによって被弾破壊を極力抑える≪ヘツカガミ≫を装備する事で防御面を強化。この2種の盾はアマテラスの開発により作られたものの流用である。

単機では陸戦型のMSであるが、専用背部換装パックを装備する事で地球圏内での様々な局面での運用が可能となる。
また、MIHASHIRAシステムという未知のシステムを搭載しているのがミコトシリーズの最大の特徴である。



■背部換装システム

空戦型背部換装パック≪ヤクモ≫
:空中戦闘用。単独飛行が可能なジェットパックと竜巻などを発生させたときに自機を安定させるジャイロスコープを装備。

海戦型背部換装パック≪ワダツミ≫
:海中戦闘用。高速移動が可能なスクリューは空気を放出する事で加速可能。高速魚雷や大容量の空気ボンベを搭載。



一口メモ: 公式SEED MSVにてその通称名だけが公開されている謎の『東アジアガンダム』−。

一体どんな機体なのだろうか、という興味心から作成したのがこのスサノオガンダムと他2機です^^

東アジアガンダム『ミコト・シリーズ』と言って、ある特殊なシステムを組み込んで三機作成された、という設定ですね。

『なんでASTRAYっぽいの?』と言いますと、元々RIONさんのところで連載していた『ガンダムSEED小説のASTRAYものの主人公機として描き挙げたものだから』という安易な理由が真意です^^;
(一応、『サハク家と東アジア共和国に裏取引があってプロトアストレイのデータが流出した』みたいな設定になっておりますがね)

とにかく、昔の倭国のヒト(?)の髪型のような、両耳側についたブレードアンテナが特徴的ですね。

当時の私は、本家アストレイのような『はっちゃけたガンダム』が大好きでして、今思うと「・・・・うん、やりすぎたかもな><;」というような能力を持っている機体ばかりです(笑)。



↓当時作成したスサノオガンダムのイラスト

記念すべき(?)私の初MSイラストです。めっさ雑ですよね^^;;;